第14回定期総会
日時/令和4年6月27日(木)15:00~16:30
場所/東北エネルギー懇談会会議室
令和3年度の活動報告、会計報告が承認され、令和4年度活動計画案、収支予算案も原案通り承認された。
役員改選が行われ、代表が工藤幹事より阿部幹事へ交代された。
なお、今回も定期総会の案内は郵送とE-メールの両方で行った。
対話活動:宮城学院女子大学(11回目)
日時/令和5年3月29日(水)13:00~16:00
場所/宮城学院女子大学 1号館3階30
参加者/計9名
学生 5名(心理行動学科 3年生)
教員 1名 大橋智樹教授
シニア 3名(SNW東北 3名)
①基調講演
「最近のエネルギーに関する話題」
講師/本田一明(SNW東北)
②対話会
対話では、基調講演および学生さんの関心あるテーマに沿って行われた。少人数で顔見知りのグループであったことからか、発言し易い雰囲気の中で、エネルギーや電力に対する数多くの質問が出された。それらにシニアがコメントしながら 学生さん方の意見も聞く形で双方向の対話ができたことから学生、シニアとも満足のいく対話会となった。
対話活動:東北学院大学(13回目)
日時/令和5年3月7日(火)13:00~16:00
場所/東北学院大学 多賀城キャンパス 1号館3階大会議室
参加者/計25名
学生 16名(電気電子工学科 3、4年生、修士、博士)
教員 1名 佐藤文博教授(オブザーバとして石川名誉教授)
シニア 6名(SNW東北 6名)
オブザーバー 2名(SNW東北)
①基調講演
「カーボンニュートラルについて(ウクライナ危機を含む)」
講師/本田一明(SNW東北)
②対話会
基調講演の後、5グループに分かれて対話を行った。対話では基調講演及び学生諸君が普段から疑問に思っているエネルギーに関する話題をテーマに行った。比較的少人数でのグループ編成であったことから各グループとも双方向で充実した対話ができ、学生諸君、シニアとも満足の対話会となった。
対話活動:福島工業高等専門学校(SNW連絡会と共催)(8回目)
日時/令和5年2月16日(木)10:30〜12:00
場所/福島工業高等専門学校 機械システム工学科2階多目的演習室
参加者/計18名
学生 11名(機械システム工学科 4年生)
教員 1名 赤尾尚洋教授
シニア 6名(SNW東北3名 SNW連絡会3名)
①基調講演 なし
②対話会
3グループに分かれ、各グループのテーマは、
グループ1.「日本のエネルギー問題と原子力発電所再稼働について」
グループ2.「放射性廃棄物の処理、処分について」
グループ3.「アルプス処理水(トリチウムを含む)の海洋放出について」
であり、各グループの代表が対話後に発表を行ったが、各グループとも対話は充実しており、参加学生の対話に対する積極的な姿勢は大変頼もしく感じられた。
対話活動:八戸工業大学(SNW連絡会と共催)(16回目)
日時/令和5年1月13日(金)12:50~16:30
場所/八戸市・YSアリーナ八戸 大会議室および小会議室
参加者/計36名
学生 25名(電気電子工学科、機械工学科の3、4年生)
大学 2名(佐藤学教授、齊藤克治係長)
シニア 8名(SNW東北4名 SNW連絡会4名)
オブザーバー 1名(電機工業会)
①基調講演
「ウクライナ危機と原子力」
講師/本田一明(SNW東北)
ウクライナ危機を受けた世界および日本のエネルギー情勢と我が国の原子力政策の見直し動向を踏まえ、対話会のテーマをカバーする内容で講演が為された。
②対話会
大学として対話会のねらいは、原子力研修やインターンシップに参加した学生が、エネルギー問題と青森県の役割についてシニアから直接話が聞ける貴重な機会であるとし、4グループに分かれ次のテーマについて対話を行った。
Gr1.「エネルギー問題(ウクライナ危機含む)」
Gr2.「原子力発電(再稼働と運転延長含む)」
Gr3.「燃料サイクル(地層処分問題含む)」
Gr4.「地域振興(青森県の役割含む)」
当日は共通1次試験の前日の為、会場は八戸市の屋内スケート場YSアリーナ八戸の会議室で行った。
学生諸君は原子力研修に参加し原子力関係企業への就職に関して関心があるか、あるいは地元企業への就職でも地域の原子力事業に関心を持っており、対話にも熱心に参加してくれた。
なお、NHK総合テレビの青森ニュース番組で、対話会での講演と対話の様子が放映され、地域における原子力のポジティブな発信として良かった。
対話活動:青森大学(13回目)
日時/令和4年12月22日(木) 14:40~17:50
場所/青森大学キャンパス 3号館
参加者/計41名
学生 35名(ソフトウェア情報学部3、4年生)
大学 1名 矢萩正人 青森大学名誉教授
SNW東北 5名
①基調講演
1.「身の回りの放射線」 講師 高橋實幹事
2.「カーボンニュートラルに向けて」 講師 本田一明幹事
②対話会
対話会は対面で実施することが出来た。普段あまり馴染みがないテーマの中で、基調講演の聴講や対話に熱心に取組んで頂いた。2件の基調講演の後、5グループに分かれて対話を行ったが、エネルギー問題を中心に議論し、率直な意見交換ができた。
対話活動:東北大学 SNW連絡会との共催(16回目)
今回は、基調講演と対話会は対面で実施され、
開催日時は 令和4年12月8日(木)13:30〜17:50
①基調講演
講師/坪谷隆夫氏(SNW連絡会)
演題/「ウクライナ危機と原子力」~激変した日本のエネルギー環境と原子力~
参加者/計18名
学生 10名 量子エネルギー工学専攻(B3,M1,M2,D1,D2)
大学 2名 遊佐訓孝教授、高橋宏幸助教
シニア 6名(SNW東北 3名、SNW連絡会 3名)
②対話会
3グループに分かれ、対話は同じメンバーで1時間ほどを2回行うこととし、1回目は、グループ1「革新炉開発」、グループ2「再稼働・運転延長」、グループ3「バックエンド・廃炉」とし、2回目は3グループ共通で「原子力の将来」で対話した。
この対話会は学生幹事が参加者を募集、アンケート調査、プログラム案作成などを行う学生主体の方式で、学生が自分の将来に関係する関心事で熱心な対話があった。
対話活動:長岡技術科学大学 SNW連絡会との共催(10回目)
今回は、基調講演と対話会は対面で実施され、
日時は 令和4年12月2日(金)8:50〜12:20
①基調講演
講師/田辺博三氏(SNW連絡会)
演題/「高レベル放射性廃棄物の処分はどうすべきか、どうするのが良いか」
参加者/計28名
学生 18名(機械工学、電気電子情報工学、原子力総合工学 等専攻)
教員 1名 鈴木達也教授
シニア 9名(SNW東北 3名、SNW連絡会 6名)
②対話会
対話会(参加者学生18名、シニア9名)は4班に分かれて実施された。対話テーマは、
ⅰ)「直接処分、再処理処分、再処理+分離・変換処分方法のどれが良いか」、
ⅱ)「地層処分後の管理はどうすべきか」
から学生が選択した。参加学生は、放射性廃棄物の基礎知識は十分で、問題意識も高く、深堀した対話がされた。
対話活動:北海道教育大学・函館校 SNW連絡会との共催(5回目)
今回は、基調講演はWEB、対話会は対面で実施
①基調講演
日時/令和4年7月6日(水)13:00〜14:20
シニアは自宅、学生は講義室等からWEBで参加
講師/針山日出夫氏(SNW連絡会)
演題/「日本のエネルギーの現状と課題―カーボンニュートラルとエネルギー危機」
参加者/計86名
学生 79名(国際地域学科1~4年生)
教員 1名 中村秀夫教授
シニア 6名(SNW東北 2名、SNW連絡会 4名)
②対話会
日時/令和4年7月27日(水)15:00~17:30
参加者/学生43名 シニア5名
対話は基調講演の内容に関し、事前に出された質問に対する回答の形をとり、5グループに分かれて行われた。参加者の半数が初等中等の教員志望者であり、エネルギー・環境問題を自分自身の問題と捉え、如何にして仲間や次世代の児童生徒に“分かり易く伝えるか”という熱意が感じられた。
対話活動:宮城教育大学 SNW連絡会と共催(5回目)
今回は、基調講演はWEB、対話会は対面で実施
①基調講演
日時/令和4年7月19日(火)16:15~17:20
シニアも学生も自宅からWEBで参加
講師/西郷正雄氏(SNW連絡会)
演題/「ALPS処理水[トリチウムを含む処理水]の海洋放出について」
参加者/計27名
学生 20名(理科教育講座、2年生)
教員 1名 福田義之教授
シニア 6名(SNW東北 3名、SNW連絡会 3名)
②対話会
日時/令和4年7月26日(火)16:20~18:00
対話/3グループに分かれ、それぞれ次のテーマについて対話した。
1)カーボンニュートラル問題
2)トリチウムを含む処理水の海洋放出について
3)放射性廃棄物処理処分
対話の後、各グループの代表が対話の概要について報告した。
なお、1回目の基調講演及び対話テーマ説明後、対話素材として学生に質問を依頼し、シニアから2日目の対話会前に回答を行って対話に臨んだ。また、今回も昨年同様福田先生の指導でWEBリハーサルも行い準備した。
会員勉強会:ホームページ・リニューアルに伴う「議事録登録処理」の勉強会
日時/令和5年3月27日(月)14:30~15:00
ホームページ・リニューアルに伴い、各自で「議事録登録」が出来るようになり、その手続きを(株)セントの担当者から学んだ。
参加者/9名
会員勉強会:記念講演
6月の総会時に予定していた勉強会が諸般の事情で開催できなかったため、総会時予定の講師と演題で9月度拡大幹事会後に開催した。
日時/令和4年9月26日(月)16:00~17:00
講師/船橋 俊博 氏(SNW連絡会)
演題/原子力防災について
概要/
3・11以前の原子力発電に対する安全神話や災害発生時の時の政権や首脳の対応のまずさなどを踏まえた「原子力防災」について講演が進められた。
・詳細かつ緻密な「原子力防災」も災害発生時に上手く機能させるためには、平時の訓練や訓練を通じた不断の改善に努めることが重要である。
・国、県、市町村の災害対策要員の人材育成が重要であり原子力防災の知見の習得はもとより、判断力・対応能力の育成が重要である。
・原子力防災については「完璧」や「終わり」はなく、常に改善努力を継続していくことが必要である。
とし、原子力防災対策の継続的な改善(Plan・Do・Check・Action)が必要であるとの講演内容であった。
拡大幹事会 原則毎月第4月曜日開催(必要に応じて臨時)
引続きコロナ禍で各種会合が自粛されている中であったが、本会は少人数で、十分密でない環境を維持できるとの判断で年間を通して平常どおり対面で実施することができた。
(1)第135回 令和4年4月22日
(2)第136回 令和4年5月23日
(3)第137回 令和4年7月22日
(4)第138回 令和4年9月26日
(5)第139回 令和4年10月24日
(6)第140回 令和4年11月26日
(7)第141回 令和4年12月22日
(8)第142回 令和5年1月23日
(9)第143回 令和5年2月27日
(10)第144回 令和5年3月27日
「SNW連絡会・エネルギー問題に発言する会」合同運営委員会への参加
新型コロナウイルスのため令和2年度夏からWEBによるオンライン会議が用いられるようになり、令和4年度も同じくSNW東北から代表者が参加した。
令和4年度参加シンポジウム、見学会など
(1)原子力施設見学研修
今年度の施設見学研修は、調整開始時期の遅れ等により、開催しないこととなった。次年度においては、早めの時期からの調整を行うこととした。
(2)地層処分事業の理解に向けた選択型学習支援事業への参加
「若者と地層処分を学ぶ会(東北)」は、2016年に立ち上げられ、以来、学習支援事業に延べ7回参加した。 他に、オンラインで学習支援事業に関わった活動団体の交流を図る全国交流会にも参加している。
令和4年度の活動
日時/令和4年11月17日(木)~18日(金)
参加者/13名(宮城教育大学生9名、指導教授1名、東北大学院生1名/SNW東北2名)
勉強会/「高レベル放射性廃棄物の最終処分について」の講演
講師/原子力発電環境整備機構(NUMO) 富森 卓 氏
訪問施設/原燃サイクル施設(原燃PRセンター含む)および上北太陽光発電所ならびに量子科学技術研究開発機構六ケ所研究所
SNW東北のホームページの維持・管理・更新
会の運営に当たっては、電子メールによる情報交換をベースとすることで発足したが、これを補完するものとして、また一般の方々への情報発信の手段としてホームページを作成して運用している。会員に対しては「会員のページ」も設け、会の活動状況の詳細を把握できるようにしている。内容は必要に応じ随時更新している。
今年度は、サーバーの更新に合わせてセキュリティ対応およびページレイアウト変更を行い、ホームページのリニューアルを実施した。